日記/2016-03-20

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ショックだった話

先日、某有名アニメのシナリオライターの方の話を拝聴出来る機会がありました。

ほとんど金の話ばっかで、正直内容的にはスッカスカでしたが、1つ分かったことがありました。

僕は以前から、漫画が原作のアニメの多くに見られる
途中からアニメオリジナル要素がぶっこまれてきて、結果ぐだぐだの最終回を迎える』という
展開の真意を問うべく質問をぶつけてみました。

返ってきた答えは、制作サイド(監督や脚本家)の意向としては
原作ファンの気持ちはぶっちゃけ『どうでもいい』そうです。

とにかく利益優先で
面白い作品』ではなく『売れる作品』を作る事が求められているとの話でした。

…正直、ショックでしたが
ある意味妙に納得もしました。

ここ最近はアニメに限らず漫画やラノベが原作のドラマや映画も多いですが
結構「設定だけは同じだけど話の内容は全くの別物」という
展開がありますよね?

『〇〇の巨人』の実写映画とかは
多くの原作ファンが激怒していたと聞きます。

確かに莫大な費用を掛けてアニメや映画を制作する以上
利益優先に走るのは致し方ないことなのかもしれません。

だけど元々、何故その作品の人気が出たのかを思い返せば

それは原作に惚れ込んだファンの人達の努力の結果のはずです。

しかし今回、お話を聞いていると原作ファン達の期待を裏切るような
作り方をするのが今のアニメ業界の慣例となっているんだなと感じました。

勿論、制作側のオリジナル要素がプラスに働いた作品も数多くあります。
そう思うと、結局は制作サイドの力量次第なんだなぁと
つくづく思い知らされました。



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